こんにちは、学習型フリースクールAndyです。

 

お子さんが学校へ行かない・行けないことで

悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。

  

私自身3児の母ですが、長男は小学校1年生のとき

学校の先生と合わず、不眠・脱毛・情緒不安定となり

学校へ行かない時期がありました。

 

私は自営だったこともあり

勉強は自宅で充分教えることができましたが

本人としては学校で勉強していないことへの焦りや

劣等感を強く感じているようでした。

 

 

 

 

  

本人の劣等感や罪悪感を払拭したくて

学校以外の学習できる場所を探しました。

 

当時のフリースクールは「居場所づくり型」が主流で

学習を目的としたスクールは

近場には見当たりませんでした。

 

普通の学習塾も昼間はやっておらず、

学校の子も多く通っていることから行くことはできません。

  

それでも、習い事だけでも

楽しく通ってくれればと思いました。

 

ですが 友だちに会うからか

大好きだった習い事も「やめる」と言い出し

このまま行き場がなくなるのかと途方にくれたものでした。

 

 

 

そして なにより、「友達と遊びたい」と言っていました。

一日中家族としか会わず、遊べるのは兄弟だけ。

 

 

 

学校へ行かなければ 勉強を教えてくれる場所がない。

友だちも作れない。

日々の様子に表れる、劣等感や罪悪感。

 

 

   

 

学校へ行かないのは この子のせいではないのに

この子は勉強したがっているのに

可能性だってたくさんあるのに

どうして学校へ行かないだけで

こんなにも多くのものを失わなければいけないんだろう

 とても悲しく 強い憤りを感じました。

  

保健室登校や別室登校、

居場所づくり型のフリースクールなど

選択肢は確かにありました。

ですが いずれも

「勉強はしたければすればいいよ」

というスタンスのもの。

 

「学校の授業を受けたい。でも受けられない」

そういって悩んでいる息子をもつ私には、

「あなたは勉強はもういいから」

と言われているように感じたのです。

 

よく言えば「義務の免除」ですが

感じたのは「権利のはく奪」でした。

 

もちろん、それぞれ社会には必要な支援です。

当時の私に気持ちの余裕がなかったから

そう感じたのかもしれません。

 

ただ確かに言えるのは、

「学校の授業を受けたいのに受けられない」子にとっては

やはり、満足の行く学習環境ではなかったのです。

 

 

 

 

そんな息子も現在は元気に学校に通っていますが

私の周りには不登校の子、

不登校になりそうな子がたくさんいます。

 

そんな子の中には

私や息子の様に悩んでいる子もいるのかと思うと

たまらない思いです。

 

 

学校が全てではありません。

学校へ行かないからといって

何もあきらめる必要はありません。

 

学校ではなくても 基礎学力をつけてくれる場所。

学校ではなくても、友達ができる場所。

できることならば

学校以上の何かを子どもに残せる場所

 

そんな場所を目指して

フリースクールを始めました。

 

 

子ども達の挑戦に対して

私たちがどこまで根気よく柔軟に

寄り添っていけるか、

私たちにとっても挑戦ではありますが

是非、お子さんの成長を

一緒にサポートさせていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

学習型フリースクール Andy

スタッフ・足立花野